北海道の宝石~旭川~
北海道中部に位置する旭川は、大雪山の連峰に抱かれた美しい都市です。面積は約747.66平方キロメートル、人口は32万人を超えており(2023年10月1日現在)、札幌に次ぐ北海道第2の都市として知られています。四季折々の表情が楽しめる旭川は、冬の「旭川雪祭」や多彩なウィンタースポーツ、そして何と言っても旭山動物園が街の顔として多くの観光客を惹きつけています。また、ラーメン好きにはたまらない旭川ラーメン村も必見のスポットです。
【1日目モデルコース】
JR旭川駅
旭川は北海道中部の交通の要所として、JR旭川駅が大きな役割を果たしています。著名な建築家・内藤広氏が手がけたこの駅は、大きなガラス張りの外観で、駅前に流れる忠別川や大雪山の連峰と美しく調和しています。駅内は木材を基調とした温かみあるデザインで、初めて訪れる方でもリラックスできる空間に仕上がっています。さらに、観光案内所も完備されているので、地元のおすすめスポット情報を入手するのにも便利です。
旭川北彩都花園
旭川駅と忠別川の間に広がる旭川北彩都花園は、約12ヘクタールの広大な敷地に350種類以上、8万株もの多彩な植物が植えられています。
無料で誰でも楽しめるこの庭園は、手つかずの自然美と、鏡のような池の風景が心を癒してくれます。園内にあるショップでは、ここならではのクッキーやアイスクリーム、様々なデザインのポストカードなど、記念になるお土産を購入することができます。
OMO7星野ホテル
OMO7星野ホテルは、旭川駅から徒歩約10分という好立地にあり、静かな環境でゆったりと過ごせるのが魅力です。ホテルでは、近隣のグルメスポットや雑貨店、カフェを巡る無料ガイドサービスを提供しており、初めての旭川でも安心して旅程を組むことができます。地元の雰囲気を存分に味わいたい旅行者に特におすすめです。
詳しくは公式サイト(OMO Cafe&Bar|星野グループOMO7 旭川【公式】)をご覧ください。

旭川ラーメン村
旭川ラーメン村には、地元民にも愛される7店舗のラーメン店が集結しています。各店では、厳選された食材を用いてじっくりと煮込まれたスープと、シンプルながら心のこもった内装が魅力。ランチタイムには、各店舗の前に長い行列ができるほどの人気ぶりで、訪れた食通たちはその美味しさに大満足しています。
住所:北海道旭川市永山11条4丁目119-48
詳しくは公式サイト(メニュー - あさひかわラーメン村)をご確認ください。

旭山動物園
旭川動物園で北部らしい動物たちをみる
日本有数の人気を誇る旭山動物園は、動物たちにできるだけ自然に近い環境を提供するため、独自の展示方法が採用されています。これにより、来園者は動物たちとの距離を感じながら、その生態や習性を学ぶことができます。特に、北極熊の泳ぐ姿、北海道ならではのキツネ、そしてかわいいペンギンたちの展示は大変な見どころです。
入園料金は、中学生以下は無料、大人は通常1,000円、団体の場合は900円です。
住所:北海道旭川市東旭川町倉沼(旭山動物園)
詳しくは、旭川市ホームページ(Asahikawa city)をご覧ください。

お散策と峰屋ラーメン
動物園での楽しいひとときの後は、星野ホテルに戻り、少し休憩。その後、ホテルのガイドと一緒に近くの雑貨店を散策し、旭川ならではのユニークな小物やフィギュアを見つけました。散策の後は、地元で名高い「峰屋ラーメン」で食事を楽しみます。
峰屋ラーメン
峰屋ラーメンは、濃厚な醤油ベースの焦がしスープが特徴で、1947年創業の本店は旭川の名物として多くのラーメンファンに愛されています。筆者も10年以上前に横浜のラーメン博物館で味わった懐かしい味に再び出会い、心が温かくなりました。
- 住所:北海道旭川市5条通7右6
- 営業時間:10:30~20:00
- 電話番号:050-5493-2624
- JR旭川駅から徒歩約10分の立地です。
結び
旭川は、絵のような美しい自然と、ラーメンをはじめとする多彩なグルメ、そして動物たちとのふれあいが楽しめる魅力あふれる都市です。旭山動物園での貴重な体験や、冬季の雪祭り、ウィンタースポーツなど、季節ごとに異なる表情を見せる旭川の魅力を存分に味わっていただけることでしょう。ぜひ、次の旅の目的地に旭川を加えて、その魅力を体感してみてください。
以上、旭川の魅力をたっぷりとご紹介いたしました。楽しい旅の参考になれば幸いです。